20か月

[34] 2021年11月20日(土)

(10月19日〜11月19日)対面の機会が増えてきた。第30回秋祭、第11回未来構想キャンプは、ともにオンラインで開催。いっぽうで、少しずつ外食したり遠出をしたり、「リハビリ」をする感じで身体をなじませている。2年ぶりの出張もあった。早くも秋学期は後半へ。

10月19日(火)
  • ミーティング(30分, 対面)
  • 湘南慶育病院訪問(60分くらい, 対面)
  • 授業:研究会(180分, 対面)
  • 引き継ぎ」(おかしら日記)を公開
10月20日(水)
  • 会合(60分くらい, 対面)
  • 会議(60分, 対面)
  • 大学院生との面談(60分, 対面)
  • 打ち合わせ(30分, 対面)
  • 打ち合わせ(15分, 対面)
  • 会議準備ミーティング(120分, ハイブリッド)  
  • 19か月」(コロナと大学)を公開
10月21日(木)
  • 授業:調査研究設計論(180分, オンライン)
  • 授業:モバイル・メソッド(大学院AP)(180分, オンライン)
  • 大学院生とのミーティング(90分, オンライン)
10月22日(金)
  • 打ち合わせ(60分, 遠隔)
  • 学生との面談(60分, 遠隔)
  • 会議(50分, オンライン)
  • 会議(50分, オンライン)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(30分, オンライン)
  • 会議(60分, オンライン)
10月23日(土)
10月25日(月)
  • 授業:経験の学(大学院AP)(195分, オンライン)
  • 大学院生とのミーティング(60分, 対面)
10月26日(火)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 学生との面談(60分, 対面)
  • 授業:研究会(180分, 対面)
  • 大学院生とのミーティング(60分, 対面)
10月27日(水)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(120分, オンライン)
  • 会議(120分, 議事進行, オンライン)
  • 会議(120分, オンライン)
10月28日(木)
  • 授業:調査研究方法論(180分, オンライン)
  • 打ち合わせ(60分, オンライン)
  • 大学院生とのミーティング(150分, オンライン)
  • 打ち合わせ(60分, オンライン)
10月29日(金)
  • ミーティング(120分, オンライン)
  • ヒアリング(60分, オンライン)

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11月1日(月)
  • 授業:大学院AP(155分, オンライン)
  • 打ち合わせ(30分, オンライン)
11月2日(火)
  • 授業:研究会(180分, オンライン)
  • オンラインイベント:東京シティラボ(100分, オンライン)
11月4日(木)

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  • 授業:調査研究設計論(180分, オンライン)
  • 授業:モバイル・メソッド(大学院AP)(180分, オンライン)
  • 学生との面談(60分, 対面)
11月5日(金)
  • 打ち合わせ(60分, 対面)
  • 打ち合わせ(60分, オンライン)
  • 打ち合わせ(60分, オンライン)
11月6日(土)
11月8日(月)
  • 学生との面談(60分, オンライン)
  • 面談(30分, 対面)
  • 面談(30分, 対面)
  • テラス倶楽部(60分, 対面)
  • 大学院生との面談(60分, 対面)
  • SFC総会打ち合わせ(30分, オンライン)
  • 面談(60分, オンライン)
11月9日(火)
  • 打ち合わせ(90分, 対面)
  • 授業:研究会(180分, 対面)
11月10日(水)
  • 打ち合わせ(60分, 対面)
  • 大学院 研究進捗レビュー(60分, オンライン)
  • 会議(120分, オンライン)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(120分, オンライン)
  • 会議(60分, 対面)
  • 打ち合わせ(60分, オンライン)
11月11日(木)
  • 授業:調査研究設計論(180分, オンライン)
  • 打ち合わせ(60分, オンライン)
  • 大学院生とのミーティング(150分, オンライン)
  • 学生との面談(60分, 対面)
11月12日(金

なんと、気づけば勤続20年。三田キャンパスで表彰式に参列した。

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  • 2021年度慶應義塾学事振興資金規程ならびに永年勤続者表彰規程による表彰式(60分, 対面)
  • 会議(90分, オンライン)
  • 会議(60分, オンライン)
11月13日(土
  • 大学院生とのミーティング(60分, オンライン)
  • オンラインイベント(SFC総会)に参加(90分, オンライン)
11月14日(日

11回目の「未来構想キャンプ」。今年は、“「サボり」ワークショップ 2”を担当した。今年は、Gather.townに茶慕里高等学校をつくって、半日過ごした。

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11月15日(月)
  • 打ち合わせ(45分, オンライン)
  • 打ち合わせ(30分, オンライン)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(90分, オンライン)
  • ミーティング(30分くらい, オンライン)
  • 大学院生との面談(60分, オンライン)
11月16日(火)
  • 面談(展覧会の相談)(60分くらい, 対面)
  • 学生との面談(40分くらい, 対面)
  • 授業:研究会(180分, 対面)
  • 会議(30分くらい, オンライン)
11月17日(水)

朝からずっと会議の日。東名高速道路の渋滞で、9:00にたどり着くことができず、最初の会議はコンビニの駐車場から。

  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(120分, オンライン)
  • 会議(120分, オンライン)
  • ミーティング(30分, 対面)
  • 会議(90分, 対面)
  • 大学院XDレビュー(180分くらい, オンライン)
  • 塾長室だより 2021年11月17日:[慶應義塾]
11月18日(木)

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2年ぶりにTTCKへ(およそ2年ぶりに飛行機に乗った)。両学部長+Tさんと一緒に。挨拶に回ったり、ORFのビデオ収録をしたり。なかなか慌ただしい。

11月19日(金)

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オンライン開催になったおかげで、大学院セミナーは鶴岡から参加。東京に戻って、夕方にはもうひとつAPのセッションに参加。結局、2日目は移動と会議で終わってしまった。

  • 大学院セミナー(60分くらい, オンライン)
  • 大学院AP(120分くらい, オンライン)
  • 11月19日の東京都の新規患者にかんする報告件数:16

(いまここ)

  • ひと月」(2020年3月4日〜4月15日)
  • ふた月」(4月16日〜5月15日)
  • 3か月」(5月16日〜6月19日)
  • 4か月」(6月20日〜7月18日)
  • 5か月」(7月19日〜8月18日)
  • 半年」(8月19日〜9月18日)
  • 7か月」(9月19日〜10月18日)
  • 8か月」(10月19日〜11月18日)
  • 9か月」(11月19日〜12月18日)
  • 10か月」(12月19日〜2021年1月18日)
  • 11か月」(1月19日〜2月18日)
  • 12か月」(2月19日〜3月18日)
  • 2年目へ」(3月19日〜4月18日)
  • 14か月」(4月19日〜5月18日)
  • 15か月」(5月19日〜6月18日)
  • 16か月」(6月19日〜7月18日)
  • 17か月」(7月19日〜8月18日)
  • 18か月」(8月19日〜9月18日)
  • 19か月」(9月19日〜10月18日)

(つづく)

イラスト:https://chojugiga.com/

KさんとIさんと私

KさんとIさんと私

10月1日から2年間、あたらしい3人でがんばります。

2021年11月15日

KさんもIさんも赤いTシャツを着て、ワークショップの講評をしながら、現場の熱気をもっと感じたかったと惜しむ。ぼくは、赤も緑も拒んで“SABORI”のスウェットシャツを着た。現場に没入し、「中の人」となって地を這うのが好き。かかわらなければ。

2021年10月6日

水曜日。Kさんの背景には、純白の胡蝶蘭が並んでいる。Iさんは、画角の広いカメラで部屋を一望。ぼくの背景には、春学期のままの授業カレンダーとBCP。3人とも同じフロア(すぐそば)にいるのに、それぞれの部屋からリモート参加。イマドキの会議事情。

 

kangaeru.iincho.life

気づけば20年

2021年11月6日(土)

「ニューノーマル」ということばは、あまり好きではない。「あたらしい日常」も(訳しただけか)。「ニュー」や「あたらしい」を付けようとするのは、なんだか安直な気がするのだ(自戒も込めて)。 #TさんとWさんと私 の22か月、そして #KさんとWさんと私 の2か月を経て、 #KさんとIさんと私 の1か月があっという間に過ぎ去った。緊急事態宣言が解除されるタイミングで秋学期がはじまり、少しずつ忙しくなってきた。これを書いているいま、東京都の感染者の報告数は20数名まで減少し、これまでの緊張感も少しずつ緩んできたようだ。

テレビのコメンテーターが、道路の渋滞にたとえて話をしていた。渋滞で、ノロノロ運転が続いていたとしよう。ヒドいときは、車列が動かなくなってしまうこともある。ぼくたちはイライラを募らせ、最初にナビから告げられていた予定到着時刻が、少しずつ後ろに修正されていくのを眺める。やがて渋滞を抜けると、スピードが上がる。ぼくたちは、「遅れ」を取り戻そうとして、つい勢いよくアクセルを踏む。このとき、いつもとちがう運転のしかたになっている。「平常運転」を経ることなく、ノロノロから、いきなり高速回転へ。これは、やはり注意したほうがよさそうだ。もちろん、クルマにも負担がかかる。いまは、まさに渋滞を抜けたような感じだ。

この1か月は、かなり忙しかった。異動があって、仕事のしかたも情報の流れかたも変わり、さらに対面の場面が急増した。オンラインでの会議や授業にはすっかり慣れたが、対面が入ってくる(戻ってくる)と、なかなか面倒だ。一日中「ステイホーム」だと決まっていればスッキリするのだが、そうもいかなくなってきた。じぶんの時間感覚、移動の体験を、あらためて確かめながら、少しずつ身体をなじませていくのがよさそうだ。しばらくその必要がなかったために、移動に充てる「所要時間」を見積もるという感覚がずいぶん鈍ってしまった。おまけに、2年前から秘書室とカレンダーを共有するようになって(もちろんすべてを共有しているわけではないけど)、「空き」は容赦なく埋まっていくようになった。だから、「どこ」にいるかを共有しておかないと悲劇が起きる。郊外型キャンパスと、どうやってつき合うか、渋滞を抜けながらよく考えなければならない。(言うまでもなく、この問題は、学生たちのこれからの学びかたを考えるときに注意しなければならないものだ。オンラインと対面の講義が混在する時間割をつくったとしても、移動にかかる時間やストレスに配慮しておかないと、あっという間に疲弊する。)

とはいえ、少しずつでも移動という体験が戻ってきたのはうれしい。10月の中旬、ひさしぶりに片道200kmくらいのドライブをした(幸い、道路は渋滞していなかった)。これまで、フィールドワークなどもふくめて、そのくらいの遠出は「日常」だった。だから、こうやって書き留めておくほどの出来事ではないのかもしれない。サービスエリアに寄って伸びをして、お土産を冷やかして、またハンドルを握る。こういうのが、じつは気持ちいい。ほどよい疲れとともに、「旅する身体」を実感した。
先週は、長野に暮らす友人から連絡があって「ひさしぶりに東京に行くから、都合がよければ会いましょう」ということになった。ゆるく声をかけたりかけられたり、そういうコミュニケーションが妙に懐かしい。「不要不急」ということばに押さえつけられていたので、「都合がよければ」などというやりとりは、消えてなくなっていた。「ごめん、またこんど」とか「ちょっと後から合流します」とか、ゆるやかに時間をやりくりしながら成り立つ関係は、とても大切なものだ。すべてが「用件」になり「アポ」となってカレンダーを埋める。それが続いていたのだから、ついアクセルを踏み込みたくもなる。

さて、話は変わって、永年勤続者表彰について。勤めて20年ということは、わかっていた。じつは、昨年はSFCの創設30年と、勤続20年というダブルの「節目」だったが、COVID-19のおかげでそれどころではなくなった(そして、表彰規程や表彰式があることは忘れていた)。規程によって、「永年の労に謝意を表して…」表彰式に招かれた。もちろん、30年、40年で表彰されるみなさんもいる。ぼくにとっては、もはや30、40はありえないので、この最初で最後の表彰式に参列することにした。
まだふり返るには早いと思いながらも、20年。まぁ、よく働いた(働いている)と、じぶんでは思う。具体的に何か大きな仕事を成し遂げたというわけでもなく、一つひとつ(できるかぎり)丁寧に誠実に向き合おうと心がけることしかできなかった。それこそがぼくの「日常」で、規則的なくり返しのように見えても、役目が変わったり同僚が変わったりしながら、いつもちがう。毎日を「あたらしい」と思えていることが、ぼくにとっては幸せなことなのだと思う(←もちろん、だいぶ美化しています。実際には惰性や弛み、手抜きがあることは自覚しています)。きょうも晴れた。

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写真は10月中旬:ひさしぶりに遠出して、棚田を眺めた。