[05] 2020年4月15日(水)
(3月4日〜4月15日)緊急事態宣言から、一週間。ここで、このひと月くらいをふり返っておきたい*1。いつもなら、年度末で忙しいながらも桜を楽しみにしている頃だ。少しずつ暖かくなってきて、卒業や入学・入社などの節目をむかえる。ちょっと軽装になって、いそいそとまちに出かけているはずだった。
“Stay at home”な毎日が、本格的にはじまった。画面を眺めている時間がずいぶん増えているように思えるが、早めに晩ごはんを食べて(軽く晩酌して)、夜のまちを散歩するという、ありそうでなかった時間を過ごすことができている。特別なことはない、ふつうの日だ。うちの界隈は、だいぶ人影がまばらになってきている。もろもろの仕事の合間には、同僚からLINEが届いたり、学生からの問い合わせなどもあったり(新学期だからあたりえまえか)、それなりに忙しい。「研究会(ゼミ)」は、(本来の学事日程どおり)4月7日(火)からオンラインで開講している。
3月4日(水)
学部卒業式(3月23日)、大学院学位授与式(3月26日)の中止が決定。徐々に、その他の予定されていた学会やシンポジウムなどの中止や延期が決まり、連絡や調整の仕事が急増。3月24〜25日にかけて共催を任されていたイベントも、結局のところは延期に。
3月10日(火)
1月6日が入力しめきりだったシラバスが公開された。このあと、学事日程の変更(3月19日)にともなって、シラバスのページは閲覧できなくなる。
- 2020年度春学期シラバスの閲覧開始
3月16日(月)
3月17日(火)
- いつもとちがう(おかしら日記)を公開
3月19日(木)
春学期の授業開始日が4月30日(木)に決まる(【2020年4月入学者の方へ】入学後の行事と諸手続の変更について)。これにともない、公開中だったシラバスのページは閲覧できなくなる(教員は修正版の作成に)。
- 2020年度入学式、大学院入学式の延期日程についてが公開される。4月1日・3日に予定されていた式は延期して、9月生の入学式(学部・大学院)に“合流”するかたちに。
- 総合政策学部/環境情報学部/政策・メディア研究科における 新型コロナウイルス感染症に対応した授業実施についてを公開。このなかで、「総合政策学部/環境情報学部/政策・メディア研究科では、2020年度春学期は、可能な限り講義をオンライン化することを決定し、その準備を進めています。」と明記。
Fumitoshi Kato🐸 on Instagram: “😌Keep calm and stay connected. #stayonline” (3/19)
3月24日(火)
- 国際オリンピック委員会(IOC)と東京2020組織委員会が、東京2020大会の延期を発表。
3月26日(木)
大学院学位授与式に参列。壇上から、がらんとした会場を眺めながら過ごす。終わったあとは、キャンパスへ。
この役目、任期はカウントダウンでどんどん短くなっていくが、「おかしら日記」などもふくめて記録をまとめておくために、iincho.lifeというドメインを取得。ブログを整理する。
Fumitoshi Kato🐸 on Instagram: “がらがら。” (3/26)
3月28日(土)
- オンライン会議(90分くらい)
3月30日(月)
- 授業はどうなる(コロナと大学)を公開
4月1日(水)
- 新年度のはじまり。
- 改訂版のシラバスを公開。ただし、この段階では「オンライン(全回)」「オンキャンパス(第1週~第11週のうち1回でもオンキャンパスで実施する)」「最終回のみオンキャンパス」が混在。
- 夕刻、「新型コロナウイルスに対応した春学期開講科目の授業実施について(新たなお願い)」を発信。授業開始の4月30日(木)から学期前半科目終了まで(6月10日まで)は、オンライン開講という方向性に。
- 残量75%(マンスリー)を公開
4月2日(木)
- 打ち合わせ
- 新任教員向けガイダンス
4月3日(金)
- 新学期をむかえるにあたって:政策・メディア研究科 新入生・在学生のみなさんへを公開
- 新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう学内施設の閉鎖についてが掲載される。これで、7日(火)から、学生、教職員は原則としてキャンパス立入禁止が決まる(このときは、4月7日(火)〜4月20日(月)まで)。
4月4日(土)
- ちいさな引っ越し(コロナと大学)を公開
4月6日(月)
大学へ。「巣ごもり」に備えて、研究室、研究科委員長室から、いろいろとモノを運び出す。総合政策学部・環境情報学部、それぞれの学部長がメッセージを発信。授業の選抜登録開始。
- 総合政策学部:新学期をむかえるにあたって ― 総合政策学部 新入生・在学生のみなさんへ
- 環境情報学部:環境情報学部 新入生・在学生のみなさんへのメッセージ
- 「番組表」をつくる(コロナと大学)を公開
Fumitoshi Kato🐸 on Instagram: “🦆引っ越し感。 #stayonline” (4/6)
4月7日(火)
キャンパスは立入禁止になったので、本格的なリモートワークのはじまり(事務室も閉室)。部屋を片づけて、授業や会議に備える。
- オンラインで打ち合わせ(60分くらい)
- オンラインで研究会(ゼミ)(90分くらい)
- 緊急事態宣言発令(緊急事態措置を実施すべき期間は、4月7日から5月6日までの1か月間)
4月8日(水)
ミーティングがたくさん(ふだんも、水曜日はこんな感じだが、すべてがオンラインだった)。以下のとおりで、9:00〜17:30ごろまで(昼休みは60分くらい)。
- その1(60分)議事進行
- その2(120分)
- その3(90分)
- その4(45分くらい)議事進行
- その5(120分くらい)
- 「緊急事態宣言」にともなう学内施設の閉鎖期間の変更についてが公開される。閉鎖期間が4月7日(月)〜5月6日(水)までに変更(当初は4月20日まで)。
Fumitoshi Kato🐸 on Instagram: “👨🏻💻ふー、きょうは9時から5時までオンライン会議でした。 #stayonline” (4/8)
4月9日(木)
だんだん、曜日の感覚がなくなってきた(ような気もする)。
- Preparing for the new semester ― To all new and current students at the Graduate school of Media and Governance(4月3日に出したメッセージの英語版)を公開。
- 大学院生とのオンラインミーティング(120分くらい)
- 「オンライン化」って、(コロナと大学)を公開
4月11日(土)
大学院新入生・在学生向けのビデオメッセージ(日本語版・英語版)を(ウチで)収録。なかなかうまくいかず、午後はずっとビデオづくり。
4月13日(月)
- インフォーマルなオンライン雑談(120分くらい)
- 履修者選抜課題しめ切り
4月14日(火)
- オンライン会議(120分)
- オンラインで研究会(ゼミ)第2回(180分くらい)
- 履修選抜の提出課題を読む
オンラインの「研究会」は2回目。なかなか面白かった。でも、やはり休みをきちんと取りながらやったほうがよさそう。
4月15日(水)
- 引き続き、履修者選抜の提出課題を読む
- 選抜結果の登録 → 結果発表
- (いまここ)
(つづく)
*1:必要に応じて、適宜加筆・修正します。