34か月

[48] 2023年1月27日(金)

(12月20日〜2023年1月19日)毎年のことながら、この時期は忙しく過ごす。修士論文や卒業プロジェクトの初稿を受け取って、無事に年越し。無事、と言いたいところだけど、ちょっと体調を崩してしまい、(のんびりという意味ではなく)寝正月。あっという間に授業開始になった。さらにこれからの数週間は、成果のまとめや講評、成績評価などを集中的にすすめることになる。(いまさらですが)今年もよろしくお願いします。🐰

12月20日(火)
  • ただいまを言いたくて(12: みせる)を公開
  • 会議(90分, オンライン)
  • 学生との面談(60分, 対面)
  • 学生との面談(60分, 対面)
  • 研究会(180分, 対面)
  • ごはんP(90分くらい, 対面)
  • 会議(90分くらい, オンライン)
12月21日(水)
  • シン・アゴラ(60分, オンライン)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(150分, 対面)
  • 会議(90分, オンライン)
  • 会議(90分, オンライン)
12月22日(木)
  • 大学院生とのミーティング(180分, ハイブリッド)
  • 授業:インプレッションマネジメント(180分, 対面)
  • 大学院生との面談(60分, オンライン)
12月23日(金)
  • ミーティング(60分, オンライン)
  • 会議(90分, オンライン)
  • 会議(60分, オンライン)

いろいろ、1年間をふり返った。

12月26日(月)
  • 会議(60分, オンライン) 
  • 会議(60分, オンライン)
  • 打ち合わせ(30分, オンライン)
12月27日(火)
  • 学生との面談(60分, 対面)
  • 学生との面談(60分, 対面)
  • 研究会(180分, 対面)
  • ごはんP(90分くらい, 対面)
12月28日(水)〜2023年1月5日(木)

冬季休校(事務室閉室)

2023年1月1日(日)元旦
1月5日(木)
  • 打ち合わせ(60分, オンライン)
1月6日(金)

授業開始

  • 会議(60分, オンライン)
  • 大学院生との面談(60分, 対面)
1月7日(土)

木曜代替授業日

  • 授業:インプレッションマネジメント(180分, 対面)
1月10日(火)
  • 大学院生との面談(60分, オンライン)
  • 大学院生との面談(60分, オンライン)
11月11日(水)
  • 大学院セミナー(1)(45分, オンライン)
  • 大学院セミナー(2)(30分, オンライン)
  • 大学院セミナー(3)(30分, オンライン)
  • 大学院セミナー(4)(60分, オンライン)
1月12日(月)
  • 大学院生とのミーティング(180分, ハイブリッド)
  • 授業:インプレッションマネジメント(180分, 対面)
1月13日(金)
  • 会議(90分, オンライン)
1月14日(土
  • 学生との面談(60分, オンライン)
1月16日(月)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(90分, オンライン)
  • 会議(90分, オンライン)
1月17日(火

1月18日(水
  • 打ち合わせ(60分, 対面)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(120分, オンライン)
1月19日(木)
  • 授業:モバイル・メソッド(180分, オンライン)
  • 学生との面談(60分, オンライン)
  • 学生との面談(60分, オンライン)
  • 打ち合わせ(60分, オンライン)
  • 授業:インプレッションマネジメント(180分, 対面)
  • 1月19日の東京都の陽性者数にかんする報告件数:7,719

(いまここ)

  • ひと月」(2020年3月4日〜4月15日)
  • ふた月」(4月16日〜5月15日)
  • 3か月」(5月16日〜6月19日)
  • 4か月」(6月20日〜7月18日)
  • 5か月」(7月19日〜8月18日)
  • 半年」(8月19日〜9月18日)
  • 7か月」(9月19日〜10月18日)
  • 8か月」(10月19日〜11月18日)
  • 9か月」(11月19日〜12月18日)
  • 10か月」(12月19日〜2021年1月18日)
  • 11か月」(1月19日〜2月18日)
  • 12か月」(2月19日〜3月18日)
  • 2年目へ」(3月19日〜4月18日)
  • 14か月」(4月19日〜5月18日)
  • 15か月」(5月19日〜6月18日)
  • 16か月」(6月19日〜7月18日)
  • 17か月」(7月19日〜8月18日)
  • 18か月」(8月19日〜9月18日)
  • 19か月」(9月19日〜10月18日)
  • 20か月」(10月19日〜11月19日)
  • 21か月」(11月20日〜12月19日)
  • 22か月」(12月20日〜2022年1月19日)
  • 23か月」(1月20日〜2月19日)
  • 2年」(2月20日〜3月19日)
  • 25か月」(3月20日〜4月19日)
  • 26か月」(4月20日〜5月19日)
  • 27か月」(5月20日〜6月19日)
  • 28か月」(6月20日〜7月19日)
  • 29か月」(7月20日〜8月20日)
  • 30か月」(8月21日〜9月19日)
  • 31か月」(9月20日〜10月19日)
  • 32か月」(10月20日〜11月19日)
  • 33か月」(11月20日〜12月19日)

(つづく)

イラスト:https://chojugiga.com/

クリッペンドルフ先生

2023年1月17日(火)

SOURCE: クリッペンドルフ先生|政策・メディア研究科委員長 加藤 文俊 | 慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)

昨年の秋、クラウス・クリッペンドルフ教授の訃報が届いた。いわゆる「指導教授(主査)」ではなかったが、ペンシルベニア大学に留学していたころ、いくつかの授業を受けた。じつは、当時のシラバスやノートは、いまでも残っている。すでに30年も前のことなので、記憶が曖昧なところのほうが多いものの、ドイツ訛りの英語で語りかけてくるようすは、鮮明によみがえる。

「Models of communication」は、人びとのコミュニケーション行動を抽象化・単純化するモデル構築が主題だった。「情報理論」が元になった、かなり抽象度の高い議論が多かった。毎週、授業の終わりにちいさな「クイズ」が出た。数日後に先生のメールボックスに「こたえ」を提出し、翌週の授業で講評を受ける。コミュニケーションの状況を記号や矢印に置き換えて図解するような課題は、言葉をさほど必要せず、パズル解きのような感覚で取り組むことができた。だがアメリカに行ったばかりで、なにしろ英語がわからず、しかもコミュニケーションにかんする哲学的な問いかけには悩まされた。200ワード程度の回答を書くのに、ものすごく時間がかかった。一連の「クイズ」に翻弄されながら学期を過ごした感じもするが、複雑で個性に溢れる人間のふるまいを語るためには、仕組みや仕方についての理解を深めることが大事だということを実感したように思う。

「Social constructions of reality」のほうは、あたらしく開講したばかりの科目だったと思う。いわゆる構成主義の考え方にもとづいて、日常生活のなかのさまざまな〈もの・こと〉を、社会的構成というまなざしで理解を試みる授業だった。受講生は、一人ひとりがテーマを設定して文献リストをつくり、クラスで発表した。自らが能動的にかかわることによって〈現場〉そのものが生まれるという考え方は、しっくりとぼくの身体になじむ感じがした。少しずつ、大学院生としての生活にも慣れてきて、内容については大いに共感しながら受講していたが、(日本語でさえも説明が面倒な内容を)授業中に議論するのはなかなか難しかった。学期末には「What we learned」というタイトルのふり返りのレポートを書いて、受講者の分をコピーして持参するように指示された。一人でふり返るのではなく、クラスメイトたちとともに自らの思考の流れをもう一度辿る。あのころは、その価値をあまりわかっていなかったかもしれないが、いまは、授業のなかに再帰的な過程を組み込むことの実践を心がけている。

ある日、研究や論文のことを相談するために、研究室を訪ねたことがある。ひとしきり、ぼくの話を聞いたあと、クリッペンドルフ教授は「そんなに急がなくてもいいのに…」というような反応をした。まだまだ勉強不足であると、伝えたかったのかもしれない。実際にどのような言葉をかけられたのかは忘れてしまったが、性急にまとめようとせず、もっと「丁寧にじっくりと向き合いなさい」という助言だったのだろう。

そして30年。当時の先生と同じくらいの年回りになって、学生たちと接している。いまのぼく自身のいくらかの部分は、これらの授業や、先生が発した言葉でつくられていると思う。それなりの経験を積んできたつもりだが、何度言っても、いっこうに伝わらないではないかと歯がゆい思いをする場面もある。教員としての無力さ(人としての徳のなさだろうか)をかみしめながら、自分のやり方をふり返る。いっぽう、たまに卒業生と再会して、当時ぼくが発した言葉をかなり鮮明に覚えていると話してくれることもある。だから、伝わるとか、伝わらないとかいうのは、ぼくたちが勝手に期待したりがっかりしたりする類いのことなのだ。

この「おかしら日記」が公開されるのは、ちょうど卒業プロジェクトや修士論文の提出期限を前に、学生たちがプレッシャーを感じながら過ごしているころだ。かつての自分を思い出しつつ、「そんなに急がなくていいのに…」と声をかけたい。もちろん、のんびりしてもいられないとは思うが、自分の想いで手がけてきたのだから、ゆったりと構えて、納得のいくものを仕上げればいい。

そして、自分自身にも「そんなに急がなくてもいいのに…」と声をかけてみる。いまはわかりやすい手応えがなくても、いずれ30年くらい経って、誰かがぼくの言葉を思い出してくれるかもしれない。たくさんの言葉を発し、たくさんの人に会う。会話を大切にする。勤勉な毎日を心がけていれば、それでよいのだ。

33か月

[47] 2022年12月25日(日)

(11月20日〜12月19日)ずいぶん疲れていると思っていたら、この1か月のあいだに、かなりの動きがあったことに(いまさら)気づいた。通常の授業や会議(校務)にくわえて、オープンリサーチフォーラム(ORF)での展示を終えてから「浜松キャンプ2」を実施。さらに、師走のドタバタのなかで「氷見キャンプ5」も。今年も残すところあと1週間か。

11月20日(日)

オープンリサーチフォーラム(ORF)1日目

  • ただいまを言いたくて(11: つくる)を公開
  • 授業:モバイル・メソッド(180分, オンライン)
  • 打ち合わせ(60分, 対面)
  • 授業:感情とコミュニケーション(180分, 対面)
11月21日(月)

オープンリサーチフォーラム(ORF)2日目

11月22日(火)
  • 大学院生との面談(60分, 対面)
  • 大学院生との面談(60分, オンライン)
11月24日(木)
  • 大学院生とのミーティング(180分, ハイブリッド)
11月25日(金)
  • 会議(60分, オンライン) 
  • 会議(120分, 対面)
  • 学生との面談(30分, オンライン)
  • 会議(120分, 議事進行, オンライン)
11月26日(土)〜27日(日)

浜松キャンプ2

11月28日(月)
  • 授業:経験の学(大学院AP)(180分, オンライン)
  • 授業:多言語多文化共生社会(大学院AP)(180分, 対面)
11月29日(火)
  • 大学院生との面談(60分, オンライン)
  • 大学院生との面談(60分, 対面)
  • ミーティング(60分, オンライン)
  • 会議(90分, オンライン)
  • 研究会(180分, 対面)
  • ごはんP(90分くらい, 対面)
  • 大学院生との面談(60分, オンライン)
11月30日(水)

12月1日(木)
  • 授業:モバイル・メソッド(大学院AP)(180分, オンライン)
  • 学生との面談(60分, 対面)
  • 授業:インプレッションマネジメント(180分, 対面)
12月3日(土)
  • 会議(30分, 対面)
  • 会議(30分, 対面)
  • 会議(30分, オンライン)
12月4日(日)
12月5日(月)
  • 打ち合わせ(135分, 対面)
  • 会議(90分, オンライン)
12月6日(火)
  • 大学院生との面談(60分, 対面)
  • 学生との面談(45分, 対面)
  • 研究会(180分, 対面)
  • ごはんP(90分くらい, 対面)
  • 大学院生との面談(60分, 対面)
  • ミーティング(80分くらい, オンライン)
12月7日(水
  • 学生との面談(60分, 対面)
  • 学生との面談(60分, 対面)
  • 面談(30分, 対面)
  • SFC Review座談会(60分, 対面)
12月8日(木)
  • 会議(90分, オンライン)
  • 面談(30分, オンライン)
  • 大学院生とのミーティング(180分, ハイブリッド)
  • 授業:インプレッションマネジメント(180分, 対面)
12月9日(金
12月13日(火
  • 打ち合わせ(30分, 対面)
  • 学生との面談(60分, 対面)
  • 研究会(180分, 対面)
  • ごはんP(90分くらい, 対面)
  • 座談会(120分, 対面)
12月14日(水)
  • 会議(60分, オンライン)
  • 会議(120分, 対面)
  • 会議(105分, 議事進行, オンライン)
  • 会議(120分, オンライン)
  • 会議(120分, オンライン)
  • 大学院生との面談(60分, オンライン)
12月15日(木)
  • 授業:モバイル・メソッド(大学院AP)(180分, オンライン)
  • 会議(120分, オンライン)
  • 授業:インプレッションマネジメント(大学院AP)(180分, オンライン)
12月16日(金)
  • 会議(60分, オンライン)
12月17日(土)〜18日(日)

氷見キャンプ5


via https://www.instagram.com/p/CmTHcKYLA40/

12月19日(月)
  • 授業:経験の学(大学院AP)(180分, オンライン)
  • 大学院生との面談(60分, オンライン)
  • 授業:多言語多文化共生社会(大学院AP)(180分, ハイブリッド) *オンライン参加
  • 12月19日の東京都の陽性者数にかんする報告件数:7,949

(いまここ)

  • ひと月」(2020年3月4日〜4月15日)
  • ふた月」(4月16日〜5月15日)
  • 3か月」(5月16日〜6月19日)
  • 4か月」(6月20日〜7月18日)
  • 5か月」(7月19日〜8月18日)
  • 半年」(8月19日〜9月18日)
  • 7か月」(9月19日〜10月18日)
  • 8か月」(10月19日〜11月18日)
  • 9か月」(11月19日〜12月18日)
  • 10か月」(12月19日〜2021年1月18日)
  • 11か月」(1月19日〜2月18日)
  • 12か月」(2月19日〜3月18日)
  • 2年目へ」(3月19日〜4月18日)
  • 14か月」(4月19日〜5月18日)
  • 15か月」(5月19日〜6月18日)
  • 16か月」(6月19日〜7月18日)
  • 17か月」(7月19日〜8月18日)
  • 18か月」(8月19日〜9月18日)
  • 19か月」(9月19日〜10月18日)
  • 20か月」(10月19日〜11月19日)
  • 21か月」(11月20日〜12月19日)
  • 22か月」(12月20日〜2022年1月19日)
  • 23か月」(1月20日〜2月19日)
  • 2年」(2月20日〜3月19日)
  • 25か月」(3月20日〜4月19日)
  • 26か月」(4月20日〜5月19日)
  • 27か月」(5月20日〜6月19日)
  • 28か月」(6月20日〜7月19日)
  • 29か月」(7月20日〜8月20日)
  • 30か月」(8月21日〜9月19日)
  • 31か月」(9月20日〜10月19日)
  • 32か月」(10月20日〜11月19日)

(つづく)

イラスト:https://chojugiga.com/